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歯科医師を目指されたきっかけは何だったのでしょうか?

人間、どの仕事に就いていようとも何かしらの満足を得ることができると思います。

私にとっての満足は、『「ひと」と直接かかわり合い、感情を共有できること』という思いが強かったので、それを実現できるような仕事に就きたいと思っていたことが大きかったですね。

 

また、歯科医師になることを決めた決定的な動機が他に2つありました。

 

1つ目として、細かい作業に熱中することが好きだったことです。

歯科医師という仕事は本当に細かい作業の連続です。それを1つ1つしっかり行うことではじめて治癒や改善という結果に結び付きます。妥協は許されません。

細かい作業をコツコツと行い、問題を解決する喜び。そして私が携わった患者様の「ありがとう」というお言葉。この二重の喜びが私を日々治療に向かわせています。

 

もう1つは、「無から有」を作り出すことに喜びを感じることです。

私は長年、入れ歯を中心に診療を行ってきました。

実は、入れ歯は作り手の想像力が必要とされる治療であることをご存知でしたか?

特に歯がまったくない方が装着する「総入れ歯」はその傾向が顕著になります。

当然、歯が一本もなく、本当に何もない状態から入れ歯を作らなければなりません。

患者様によってお口の状態はバラバラです。どの大きさがいいか、歯の色はどうするか、歯並びはどうしようかなどを患者様のお口の状態、顔の形、性別、希望などを考慮し、完成形をイメージしながら入れ歯を作っていきます。

矯正歯科や審美歯科も、「創造」する力が非常に大切になります。

何かを作り出す作業が好きなんでしょうね。

 

 

もし歯科医師になっていなかったらどんな職業についていましたか?

絵描きですかね(笑)

小さいころから絵を描くことが好きで、絵描きを目指していた時期もありました。

しかし、絵を描いて生計を立てることは非常に難しい・・・・(笑)

また、それほど自分に才能がないことも薄々と気付いていたので(笑)

 

しかし、よくよく考えてみると「歯科医師」の仕事と共通点があるんですね。

「細かい作業をコツコツと」「無から有を生み出す」の2点。

これらは絵に通ずるものがあり、芸術的センスが要求されます。歯並び1つで患者さんの印象や顔形が変わってしまうこともありますので。

根っからの技術者として、患者様の満足していただけるものを「創造」する。

これが私の生きがいですね。

 

 

歯科医師をやっていてよかったなと思えることは何でしょうか?

やはり、患者様が喜んでくれた時に尽きますね。

自分が作ったものを「患者様のお口、そして患者様自身が受け入れてくれたとき」

これが最高にうれしい。

 

また、私は「噛み合せ」を常に意識してすべての治療を行っています。

ですので、噛み合わせを整えることで体のバランスが均等になり「靴の減り方が均等になりました!」「肩こりや腰痛がなくなりました!」という声をいただくと、非常にうれしいですね。

 

少し、噛み合せの話してもよろしいでしょうか?

 

最近では、原因の分からない「頭痛、肩こり、腰痛」

などに悩まされている方が多いと聞きます。

例えば、頭痛が原因で内科に行くと、

頭痛薬などを渡されます。

場合によっては精神障害と診断されて抗鬱剤を

処方されることもあります。

抗鬱剤は人間の本来持っている力を弱めてしまいますし、

また精神障害と診断された結果、社会に出るのが怖くなってしまう方もいます。

対談

実は、このようなかたが「噛み合わせ」を整えることにより、頭痛や肩こり、腰痛などが改善することもあります。

 

私の医院に来院して頂いている患者さんは、こめかみが痛いということで内科に通っていました。大学病院にも通い、散々調べた挙句、原因が分からなかったようです。あるときその患者さんがその悩みを私に打ち明けてくれました。私は、「噛み合わせが原因でそのような症状が出ることもあります」とお話したら、「先生。なんでそれを早く言ってくれなかったんですか?」と涙声ながらに言われたこともありました。

 

すべてがすべて噛み合わせに原因があるわけではありませんが、噛み合わせを整えることで症状が改善することもあるということを私はもっと世に広め、原因が分からず悩んでいる患者様の手助けになりたいと考えています。

 

 

何があっても変えたくないポリシーはありますか?

可能な限り、どなたにも「噛み合せ」の大切さをお伝えすることです。

そして患者様が希望すれば噛み合せの診断をし、患者様の噛み合せにあった治療を行っています。

 

なぜ私がこれほどまで「噛み合せ」にこだわりを持っているかといいますと、

噛み合わせは「すべての歯科治療に通ずる。そして健康にも」と私は考えているからです。

 

虫歯・歯周病の治療をしても再発してしまう原因の1つに「噛み合せ」が関係していることがあります。噛み合わせを整えることで再発防止の可能性が高まります。

 

審美歯科治療に関しても、噛み合せを考える事が大切になります。

審美歯科治療ではセラミックという素材を使いますが、性質上、強い力が加わると「割れやすい」という特徴を持っています。ですので噛み合せが強い人の奥歯にはお勧めできません。

 

このように歯科治療において「噛み合せ」を考えることは非常に重要な事です。

歯が欠けた場合に、単に歯を修復させればいいという治療はしません。

「欠けた理由は何なのか?」まで考えるようにしています。ぶつけて欠けたのであれば問題ないのですが、自然に欠けてきたというのであれば、噛み合せに原因があることが多いものです。そこをしっかり調べないで治療してしまうと、また同じように歯が欠けてしまいます。

 

 

最後にHPを見てくれた方へのメッセージをお願い致します。

手軽に短時間で治療したいという患者様にとって、

1人1人の患者様に対して、じっくり時間をかけて

診療する私のスタイルはある意味迷惑な話かもしれません。

しかし、私は歯科医師です。患者様のお口の健康、

ひいては身体全身の健康に直接携わっている人間です。

決して妥協はできません。

 

この考えに共感して頂ける患者様がいましたら、

是非、あなたの歯を守るための仕事を、私にさせて欲しい。

簡単ですが、これが私からのメッセージです。

対談2

 

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