テレスコープ義歯(入れ歯)-60歳 女性-東京・埼玉・川越

5月 4th, 2014

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「初診時」 
下の奥歯がなくなり、30年近く歯科医院で治療してきて、あごの骨も吸収し、部分入れ歯も合わなくなり、インプラントをすすめられたがやりたくなく、都内のテレスコープ治療を行う歯科医院へ通う。そこで、仮歯を作ったところ関節が痛くなり、良くならないのでそこをやめて当院へ来院されました。
レントゲン写真を見ると、長い間合わない入れ歯を入れていたため、下の奥歯のあったところの骨が著しく吸収していました。(この骨にインプラントを打ち込むのは骨折などの可能性があり大変危険と思われる)

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「治療後」
この方の場合、顎関節症になっていたため、まず、スプリントというマウスピースを作り、顎関節の状態の改善を行いました。
そして、顎関節症が治ったところで、テレスコープをおつくりしました。この方の場合、長い間合わない入れ歯を使っていたため、上の奥歯の位置もかなり下がってきてしまい、左右でバランスも崩れていたので、上は被せ物でバランスを整えました。今は顎の調子も良くなり、おいしくものを食べられています。

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*この方のように、合わない入れ歯を長期間使われると、入れ歯が噛むたびに動いて顎にぶつかり、その刺激であごの骨がやせてしまうのでご注意ください。(当院でおつくりするテレスコープや入れ歯は顎に合って動かないので、あごがやせることはほとんどありません)

「装置:テレスコープ義歯(入れ歯)」
下記の画像は今回作成したテレスコープ義歯です。通常の入れ歯のように「すぐに外れる」「痛い」「噛めない」「見た目が悪い」「金属のばねが気になる」などの不都合は生じません。インプラントに恐怖心を持たれている方、インプラントはできないと言われた方一度当院にご相談ください。
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カテゴリ 入れ歯

片側性リーゲル・テレスコープ義歯(入れ歯)-64歳 男性-埼玉県川越市

5月 4th, 2014

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「初診時」
左上の奥歯がなく、そこに歯を入れたいのだが以前入れ歯を入れたところ、噛めないし当たっていたいので結局使わなくなったそうです。
後はインプラントしかないと言われていたのですが、当院のホームページを見られて、そのほかの方法があるのではないかと来院されました。

「治療後」
長い間左上の歯がない状態だったので、そこに咬みこむ左下の奥歯が抜け出てきていて、噛み合せのバランスが乱れていたので、左下はかぶせ物で治しました。その後、左でも噛めるようになり、右の歯の負担が減り右の歯の状態もよくなり、良く噛めるようになりました。

「装置:リーゲル・テレスコープ」
下記の画像は今回の治療で使用したリーゲル・テレスコープ義歯です。
通常の入れ歯と異なり金属のバネが存在しません。特殊な構造により入れ歯を支えています。
2重構造になっており、内冠と外冠からできています。

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カテゴリ 入れ歯

OPアタッチメントを用いた少数残存入れ歯(義歯)-48歳 女性-川越市

5月 3rd, 2014

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「初診時」 
歯周病が上下全体に進行して、歯が動いて物が食べられないと来院。
見た目はきれいな歯が入っていたが、触ってみるとすべてグラグラでした。

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レントゲンを撮ると歯の根の周りが黒くなっていて、骨が溶けていることがわかります。

「治療後」
上下で噛めるようになり、体調も安定されました。
左下の奥歯はまだ使えそうだったので、下の入れ歯を安定させるアタッチメントを付けました。

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歯をそのまま残して、針金をかけてしまうとこの方のような歯周病の進行した歯では、すぐにゆるがり抜けてしまうので、歯をなるべく低くして歯にかかる横揺れの力をなるべく小さくするようにしました。また、仮にこの歯がダメになっても、入れ歯を修理すればそのまま総入れ歯として使えるように設計してあります。(多少ゆるがっている歯でも、このようにすると結構もちます)

  


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